2023年の外国語映画は、初作の前日岸や、パート2などシリーズものが強かった。
これは、やはり予算効率を考えた、興業的な問題か?

第1位「PEARL パール」
第2位「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」
第3位「ミッション・インパッシブル/デッドレコニング PART ONE」
第4位「ミーガン」
第5位「ファースト・カウ」
第6位「search2」
第7位「ナポレオン」
第8位「エスター ファースト・キル」
第9位「TAR」
第10位「モリコーネ 映画か恋した音楽家」


【コメント】

パールは昨年話題になった。X(エックス)の前日譚の話だが、ストーリーが巧妙。
本当に怖い殺人鬼とはこういうものかもしれない。1918年アメリカの当時の美術もツボにハマった。


【監督賞】 作品名
[マーティン・スコセッシ] (「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」)
【コメント】
シーン・カットの数は相当なはず、206分という長さを感じさせない、どんどん物語に引き込まれていく構成と演出はさすがです。

 

【脚本賞】
[エリック・ロス マーティン・スコセッシ](「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」)
【コメント】

ネイティブアメリカンと、白人の立場や、関係性。当時の社会情勢も踏まえた見事な脚本だった。セリフ一つ一つの意味が深く、重い。
 

【主演男優賞】

【コメント】
[トムクルーズ] (「ミッション・インパッシブル/デッドレコニング PART ONE」)
【コメント】
60歳でこのアクションが出来てしまう、トム様はすごい。
年齢を重ねるたびに、内面を表現する演技が磨かれてきた感じだ。

 

【主演女優賞】
[ミア・ゴス] (「PEARL パール」)
【コメント】

無垢なシリアルキラーを見事に演じている、
エックスの一人二役に繋がる、役作りは見事。

 

【助演男優賞】

[ロバート・デニーロ] (「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」)
【コメント】
デカプリオのすばらしい演技をより際立たせたのは、円熟したデニーロの演技であることは、間違いない。


【助演女優賞】

[ヴァネッサ・カービー] (「ナポレオン」)
【コメント】
個性の強い、ジョセフィーヌの心情を見事に表現していた。
ミッション・インパッシブルのホワイトウィドウ役も良かった。